看護師としての学び
先日のバレンタインデーは、第110回看護師国家試験の日。前日には大きな地震がありました。
わたしの友人が看護学校の教員をしている青森県と宮城県の試験会場では、昨夜の地震の影響で試験開始時間を遅らせるなどの対応があったそうです。
ただでさえ手が震えそうなほど緊張する国家試験。不安を抱えたままの受験生たちが、しっかり実力を発揮できていますように✨
写真は、わたしが看護師になって半年たった頃に産科病棟に入院されていたMさんからいただいた大切なお手紙。不妊治療で授かった赤ちゃんを何度も流産され、年齢的なこともあり、今回が最後の妊娠と決めてご入院された妊婦さんでした。
切迫流産で、医師からは安静の指示。トイレや洗面はOKというものでしたが、ご本人は"安定期まで絶対安静"を希望され、入院された日からずっとベッド上で過ごされました。
"少しでもリラックスできるように"
"心穏やかに前向きに過ごせるように"
看護師歴6ヶ月、頼りないながらもご本人のペースを意識して感じることを続け、負担にならないようにさりげなく自分らしい看護を取り入れていきました。
残念ながら2ヶ月後に赤ちゃんは天国に召されましたが、私との関わりを『"この時"の大切な記念』といってくださったMさんからのお手紙に胸がいっぱいになったのを今でもよく覚えています。
あれから20年。
たくさんの経験とその中での学びが、わたしをそのつど成長させてくれました。色々な視点や考え方があることを教えてくれました。
そして、それは今も現在進行形。
こんなわたしと繋がってくださるすべてのみなさまに、心から感謝申し上げます。
いつもありがとう。
これからもどうぞよろしくお願いいたします🙏✨